2025.06.14
社員3人が語る、タクトピアの空気感とこれからのカタチ
今回は、木村 彩乃さん、北嶋 友香さん、浅岡 諒さんの3名に、タクトピアの雰囲気や働き方についてざっくばらんにお話しいただきました。

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木村 彩乃
Ayano Kimura
事業統括本部長
ラーニングデザイナー -

北嶋 友香
Yuka Kitajima
ラーニングデザイナー
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浅岡 諒
Ryo Asaoka
ラーニングデザイナー
会社の雰囲気って、実際どう?
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木村
入社したばかりの頃、オフィスに畳があって、しかもみんなが時間を気にせず、思い思いに議論を繰り広げていたのがとても印象的でした。形式的な会議というよりは、思いついたらその場で自由に意見を交わしていく。そんな空気が新鮮で、「あ、ここは自分の言葉で話していい場所なんだ」と思ったのをよく覚えています。
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北嶋
私もそのときの彩乃さんの様子、すごく覚えてます。笑 タクトピアは、議論が始まると、誰かがホワイトボードを持ってきて自然に壁打ちが始まって、そこに別の人が加わって、どんどん話が広がっていくんですよね。時間をかけて丁寧につくっていくという文化に驚いていた記憶が鮮明にあります。
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浅岡
当時はオフィスもワンルームで全部つながっていたから、何か話していると周囲に全部聞こえるし、聞こえたらつい反応しちゃう(笑)。「それってこういうことじゃない?」って、ミーティングに参加してない人が自然に口を挟んでくる感じ。 この前も、てっちゃんとゆうさんが話しているところにちょっとだけ口を挟んで、気づいたら3分くらい話し込んじゃって。
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木村
そうそう、今でも他の人が話してたら「いや、それってこうじゃない?」って今でもつい言っちゃう。
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北嶋
そういうの、タクトピアっぽいですよね。何かしら議論があるとみんなで参加しちゃう感じは。
タクトピアは“問うこと”こそが文化
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北嶋
タクトピアは、一人で抱え込む人って少ないですよね。ちゃんとコミュニケーションをとって、気になることはすぐ言うみたいな。
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浅岡
うん、特にラーニングデザインの話になるとみんな自分の考えがあるから、話し始めると止まらないね。その時間が非効率だって言われたらそうかもしれないけど、意味のある議論が延々と続く感じ。
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木村
そういう話し合いって、遠回りに見えて、実は物事の多面性を考える力になってる気がします。単純な生産性だけでは測れない、大事な時間だと私は思います。
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浅岡
少し前に話題になったんですけど、タクトピアは文化があって研修を作ってる会社だと思うんですよ。研修をマニュアルでつくるんじゃなくて、言語化はされていないけど「これって将来役に立つ考え方だよね」っていう感覚やタクトピアの中で共有されてて。それをもとに研修が作られているなと。こうした議論と共有こそがタクトピアの文化だなと感じます。
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北嶋
私たちって、バックグラウンドが多様ですよね。アプローチの仕方や背景が違っても、「こういう社会をつくりたい」という方向性は一致していて、それが懐の深さにつながっていると思います。
新入社員が驚くタクトピアの文化
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浅岡
タクトピアに入社した人がよく驚く“あるある”で、「チェックインが長すぎる」っていうのがあるじゃないですか?
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木村
びっくりした、確かに。
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浅岡
ミーティングの冒頭に、参加しているメンバーがテーマに入る前に、一言ずつ話して場に入っていく“アイスブレイク”的な導入をよくやるんですけど、みんなけっこうガッツリ自分の話をするので、気づけばミーティングの半分くらいの時間がそれで終わってる…みたいなこともよくあります。 この「チェックイン長すぎ」はあるあるですし、タクトピアに入った人がまず驚くポイントです。笑 でも、それぞれのキャラクターをみんなが理解しているので、良し悪しというよりもそれが社風であり文化なんだと思います。
タクトピアの”らしさ”
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北嶋
タクトピアは“家族感”が強い会社だと思います。 ただ、それが強制されてるわけじゃなくて、自然とそうなってる。お昼を一緒に食べることも多いし、研修に出たら朝昼晩ずっと一緒。だからこそ、なるべくお互いをよく知った状態で、なるべく良い状態で仕事ができるといいよねっていう価値観が根底にあるのかなとは思います。
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北嶋
よく話すエピソードがあるんですけど、諒さん(浅岡)とうちの代表の悠さん(長井 悠)が、カプセル式のコーヒーマシンを見て「これって中どうなってるんだろう?」って言い出して。お昼休みにカプセルを分解し始めて、結局休憩時間を超えてまで構造を調べてたんです(笑)。別にそんなの考えたこともなかったし、ネットで調べて終わりみたいな時代だと思うんですけど、それを探求心を持って本気で追求する姿勢が、まさにタクトピアらしいというか、学びに対する向き合い方が表れてるなと思ったのがすごい印象に残ってますね。 ちなみに最近また同じ2人でコンビニのモカブレンドを買って、普通のコーヒーと高いキリマンジャロブレンドをブラインドテストしてたらしいです(笑)。そういう知的好奇心の強さも、この会社の面白さの一つだなと思います。
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木村
タクトピアのいいところとして、個々人の価値観とか「こうありたい」という想いが、普段から共有されてるから自然と想像ができる。だから一人ひとりに合わせるのって本来は大変だけど、自然に合わせたいなって思える。みんながそういう空気を持ってるのが、この会社の良さだと思います。 私が前の会社を辞めるきっかけになったのも、自分の価値観に反することをさせられたことがあって。でもタクトピアでは、それを無理にやらされる感覚がない。自分の主義主張とか価値観にそぐわないと思っても、それを受け止めてもらえるだろうという安心感があるんです。それが、私がこの組織に感じる心理的安全性であり、好きなところなんだなって思い出しました。
上下関係はあまりないが、学びの姿勢にはシビア
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浅岡
タクトピアってみんなの友達みたいな感じでいるので、自然と上下関係が生まれにくいんですよ。しかもとにかく社長の腰が低い。笑
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北嶋
まあ、代表が自ら朝から好きで掃除機かけてるような会社ですからね。笑
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北嶋
今うちにインターンの子がいて、その子が「今日は写真撮るためだけに来ました!」ってふらっとオフィスに来て、写真を撮ってまた「じゃあ帰ります!」って帰っていくことがあるんです。そういうふうに、学生インターンも含めて、自分のやるべきことややりたいことをわかっていて、それをのびのびと実行できる環境があるのは、タクトピアならではかもしれないなって思います。
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木村
私も上下関係はあまりないかなと感じるね。ただ、何に対して厳しいかというと、生徒への接し方や、学びをつくる姿勢にはかなり厳しいところがあると思います。結果として学びの場を十分に作れなかった時は、「なぜそうなったのか」という問いから始まる振り返りの対話がしっかり行われる。そういう部分にはシビアだと感じます。
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浅岡
確かにね。そのあたりは妥協がないというか、もちろん制約はあるけど、その中で最大限よくしていこうとする姿勢はありますね。
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木村
誰かが誰かに厳しくしてるというよりは、みんなが頑張ってるからこそ自然と「自分はまだ足りないんじゃないか」と思ったり、「このスキルがもっと必要なんじゃないか」と感じたり。そういう“自然圧”みたいなものがあるのかもしれないですね。お尻を叩かれるような気持ちになる瞬間はあると思います。
タクトピアのキャリアの在り方
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北嶋
それで言うと、私が2年目のときすごく迷ってたんです。タクトピアってすごくフラットな会社で、昔は役職的なヒエラルキーが少なくて、上下関係も本当にない会社。 当時の私は、「このまま頑張っても何か役職が上がるわけじゃないし…」みたいな気持ちになってしまって。すでにプロジェクトマネージャー的に案件を多く任されていた分、「この先どうやって成長していくんだろう?」ってすごく迷ってました。 今は業務委託という形で会社との距離感が少し変わったので大丈夫なんですけど、もしかしたらタクトピアに向いているのは、昇進欲みたいなものではなく、「自分がやりたいことがある」「こんな世界をつくりたい」「仲間と一緒に挑戦したい」みたいな人なのかもしれません。社会の“はしご”をガンガン登っていきたいタイプの人には、もしかしたら合わないかもしれないですね。
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浅岡
別に「役職を目指すぞ!」みたいなタイプが向いている会社かというと、そうではないと思うし、将来どうなりたいかみたいな目標設定がしづらいっていうのは、会社の一種の課題でもある気がします。でも業務委託になって気にしなかったのですが、改めて聞くと「確かにそれって難しいことだよな」と話聞いて感じましたね。
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北嶋
今は、彩乃さんが内省を促してくれているんだと思うんですけど、それでもキャリアで目指すべき場所が明確に示されているわけじゃないから、自分で問い続ける力が必要だし、それができる人じゃないと現場が成立しない部分もあるのかなって思います。
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木村
タクトピアは「自分でタクトの精神を持って行き先を決めていく」みたいな考え方があるので、「このキャリアステップを用意しています」みたいな、あらかじめ決められた道筋を示すようなスタイルとは少し違っていて。 むしろ、「5年後は全く違うことをやってみよう!」くらいのノリの方がしっくりくる。 何かがはっきり定まっていなくても、その“曖昧さ”が逆に可能性なんだって思える、そんな会社だなと、改めて感じました。
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北嶋
私自身、コロナが始まったタイミングで業務委託になったんですけど、ちょうどその頃に会社としてやっていた案件も全部なくなってしまって、本当に稼働がゼロ、みたいな時期がしばらく続いたんですよね。 なので、実際にタクトピアとの関わりがあまりなくて「タクトピアが今どこに向かっているのか全然わからなくて寂しい」とか、「他のメンバーがどうしてるのか知らなくて不安」とか、そういう気持ちを素直に伝えたら、月1回オンラインで夜ご飯を食べながら近況報告し合う会ができたり、3ヶ月に1回ぐらいの頻度で、悠さんや彩乃さんが会社の方向性を丁寧に共有してくれるようになったんです。 そういう意味では、正社員と業務委託の間にもあまり壁がなくて、フラットなコミュニティですごく居やすい場所だなと思っています。
タクトピアはどんな会社か
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木村
「自分が届けたいものを届けたい」とか、「今やってることが好きだからもっと広げたい」「形を変えてチャレンジしたい」みたいな想いで動いてる人が多いと思います。 「もっと人数増やして会社を大きくしたい」というよりも「新しい時代を生きる若者に必要なものを届けたい」とか、「新しい必修科目を届けたい」とか。それを実現するために自分をアップデートし続けたいという気持ちはみんな共通して思ってるんじゃないかな。 今はアントレプレナーシップを大事にしているけど、次の時代に重要なものはなんなのかとか。妥協せずに常に探求し続ける気持ちはあると思います。スターウォーズみたいに同じ見た目の兵隊を量産するんじゃなくて、ワンピースの仲間たちみたいに、それぞれ違って面白いメンバーが集まって、ひとつのコミュニティになっている——そんな会社にしていきたいなって思ってます。
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浅岡
「昇進」という概念が希薄だとは思いますが、「成長したい」という気持ちがないわけじゃなくて、むしろ「自分自身を変えていくんだ」っていう気持ちはみんな強いと思ってる。ただ、それが結果的に“昇進”につながるような仕組みの会社じゃないというだけで、それぞれが持つ教育理念の追求や仲間の良さというのはメンバーみんなが感じているところだと思います。
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北嶋
私は今業務委託として、タクトピアで働いています。 タクトピアが業務委託制度を導入した理由としては、メンバー一人ひとりがもっと力をつけていけるように、それぞれがタクトピア以外の場所も経験しながら、そこで得たことをタクトピアに還元していけるように。そうやって、より専門性を高めていけるような、アメーバ的な組織を目指そうっていう流れでした。 もちろん、与えられた仕事をしっかりこなすことも大事だけど、自分の中に「こうなりたい」とか「こういう社会をつくりたい」っていう思いがあって、それを常にアップデートし続けている人の方が向いていると思うんです。 そのおかげで私はタクトピアだけでなく色々な現場で経験ができて、結果的にタクトピアに還元できていると感じます。
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木村
補足すると、教育業界を志望している人にぜひ伝えたいことがあります。 教育業界って、どうしても他業界から入ってくる人が少ないし、たとえば先生だと、教員養成課程を経て、そのまま学校で働き続けている人が多くて、ずっと「学校しか知らない」っていう状況が珍しくないんです。 でもこれからの時代を生きる子たちに、これからのことを伝えるには、私たち自身がアップデートされていないと伝わらない、というのが教育業界として課題意識がありました。 だからこそ、私たち自身が最先端の働き方を実践しながら、それを生徒にも見せていくことが大事なんだよねって話をしていたんです。 そういう意味でも、ゆかちんがいろんな会社で経験を積んで、その知見を持って戻ってきてくれているのは、生徒にとってすごくリアルなロールモデルになるし、新しい教育のあり方を体現してくれてると思ってます。 私はずっとフルタイムでタクトピアにいるので、最近では「タクトピアしか知らない人」になりつつあるんですけど(笑)、やっぱりいろんな業界を知った上で教育に携わるって、意味があることだと改めて思うんです。 だから教育業界を目指している人も、ぜひ一度、視野を広げて他の業界を見てみてほしいなって思っています。


